分かっているつもりの法則 解説

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    日本で唯一のラビプレ本、

    『人間関係は 自分を大事にする。から始めよう』から

     

    今回は、【分かっているつもりの法則】です。

    以下、まずは書籍の一部抜粋、そして著者高野の解説もご覧ください。

     

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      【第3章】困った「心」のクセ

           人は、相手を見ているようで見ていない

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    コミュニケーションという言葉には、

    「情報や考えなどを伝達する」だけでなく、

    「互いにつながり合う」という意味もあります。

     

    私たちはコミュニケーションを通じて、互いことを「分かりあいたい」

    と願っています。しかし残念なことに、人間のコミュニケーションは、

    自分の考えや気持ちが相手にうまく伝わらないのが当たり前なのです。

     

    世の中には、いろいろなタイプの人がいます。

    自分とある部分は似ている人でも、明らかな「違い」があります。

     

    たとえば、時間にとても正確な人もいれば、ルーズな人もいます。

    ゴハンを絶対に残せない人もいれば、残すことをまったく気にしない

    人もいます。

     

    「ジューズをたうさん買ってきて!」

     

    この「たくさん」を「何本のジュース」だと考えるかも、

    個人差があるでしょう。

    4本くらい買ってくる人もいれば、20本も買う人もいます。

     

    私たちは無意識のうちに「相手も同じ考えだろう」と思い込んで、

    コミュニケーションしています。

    その結果、多くのすれ違いが起きるのです。

     

    この無自覚な思い込みグセを「分かっているつもりの法則」と

    呼んでいます。

     

    ※上記は、流れで読みやすいように、本からの部分抜粋しています。

     

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    【高野の解説コーナー】

     

    この「分かっているつもりの法則」というのは、私なりのネーミングです。

     

    自分自身の「物の見方や感じ方」は、決して絶対的なものではなく、人それ

    ぞれに異なっている…。このことは、さまざまなコミュニケーション関係の

    書籍や講座でも強調されています。

     

    そうした違いを認識していないと、何らかの行き違いが生じた時、お互いが

    相手に対して「それは変だ」「どうしてそんなことするんだ」「非常識だ」

    などと、非難合戦になってしまいがちです。

     

    ですから「人の考え方や感じ方はそれぞれ違うのだ」という点を、コミュニ

    ケーションの大前提としてしっかり理解しておくことは、人と分かりあい、

    いい関係を築いていく上で、万国共通のとても重要なポイントなのです。

     

    でも、そうした認識を常に維持するのはなかなか難しいことでもあります。

    人は、どうしても無自覚的に「自分の考え方や捉え方が当たり前で正しい」

    と感じてしまいがち。そして、実際のコミュニケーションの場面では、つい

    つい「相手も自分と同じように思っているはずだ」と思い込んだ上で言葉を

    発したりしてしまう…。

     

    そんな、なかなか逃れがたい私たちのクセを「分かっているつもりの法則」

    と呼んでみたわけです。

     

    「分かっているつもりの法則」の落とし穴から逃れるためには「自分の判断

    や解釈を保留する」ことについての訓練が必要です。まずは自然に浮かんで

    くる自分自身の解釈や捉え方、先入観などから少し間を取り、マインドフル

    に気づくこと。それから、それをいったん横に置き、他の可能性に対しても

    心を開くこと。

     

    そうした「オープンな意識」のあり方は、ラビング・プレゼンスを実践する

    上での前提ともなります。

     

    また逆に、ラビプレを繰り返し実践していくことで、そうした意識や感覚が

    養われていく面もあります。相手の存在から、思いもかけないような「糧」

    を感じ取り、自分の内に起きてくる“心地よさ”に気づき、じっくり味わう

    こと…。そうしたラビプレ体験を積み重ねていけば、あなたの他者に対する

    オープンな意識は、どんどん深まっていきます!


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